別府老舗ホテル、1月に10連休 3年連続、働き方改革で

 大分県別府市の老舗ホテル「別府温泉 杉乃井ホテル」が、年末年始の繁忙期後となる来年1月14〜23日の10日間休業することが11日、分かった。約1千人いる従業員全員が休む。年末年始の10日間休業は3年連続となり、働き方改革による優秀な人材の確保が狙い。

 運営するオリックス不動産(東京)が明らかにした。休業によって売り上げが数億円減るものの、採用活動で応募者数が増えるなどの効果が出ているという。

 杉乃井ホテルは647室の客室を設けており、外国人にも人気の九州最大級の温泉リゾートホテル。大規模改装を進めており、2025年度中の完成を目指している。


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