ベッドメークをAIが判定 京都で実験、人手不足対応

ホテルのベッドメークの仕上がり具合をAIが判定するアプリの画面

 ソフトウエア開発のアステリア(東京)は11日、京都市のホテルでベッドメークの仕上がり具合を人工知能(AI)が判定する実証実験を報道陣に公開した。訪日客の増加でホテル建設が相次いでおり、ホテル業界の人手不足問題や人材育成に役立てたいとしている。来年4月にも商品化し建設現場や飲食店にもサービスを広げる予定。

 専用アプリが入ったスマートフォンでベッドを撮影すると、シーツのしわの状況や枕の配置などをAIが分析し「良い」「悪い」と判定する。通常はベッドメーク後に別の責任者が約5分かけて確認していたが、AIの導入によりチェックする時間を大幅に短縮できるという。


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