協栄選手、花形ジム移籍へ ボクシング、ジム休止で

記者会見する東日本ボクシング協会の花形進会長(右)と協栄ジムの内田洋二トレーナー=11日、東京都文京区

 ジム会長らで組織する東日本ボクシング協会は11日、東京都内で理事会を開き、プロ活動休止となった協栄ジムの亀田京之介、竹原毅と3人のスタッフを一時的に花形ジムに移籍させることを決めた。2選手が22日に全日本新人王決勝戦(後楽園ホール)を控えているための措置。試合後に移籍先などを協議する。

 元世界王者で花形ジム会長の花形進氏が同協会会長のため、受け入れることになり「試合ができないのはかわいそう。不安があったらいい試合もできない」と話した。具志堅用高ら13人の世界王者を生んだ協栄ジムは金平桂一郎会長が実質的オーナーと金銭面などで確執が生じ休会届を提出した。


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