2019年12月11日 17:25 | 無料公開
米国のビーガン北朝鮮担当特別代表
【ワシントン共同】米国のビーガン北朝鮮担当特別代表が今月中旬、日本を訪問する方向で検討していることが10日、分かった。日本に先立ち韓国も訪れる見通し。訪韓中には南北の軍事境界線がある板門店で北朝鮮側との接触を模索していることも判明した。関係者が明らかにした。
北朝鮮は米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射再開を示唆。金正恩朝鮮労働党委員長が対米方針を巡り、年末に「最終判断」するとしており、日米韓は警戒を強めている。
ビーガン氏は、日韓両国との3カ国連携をアピールすると同時に、米大統領選前に停滞する米朝実務協議を軌道に乗せる足掛かりを得たい考えだ。