「教諭のどう喝で不登校」と提訴 京都・八幡、中2生徒が市を

 男性教諭からどう喝されて不登校になったとして、京都府八幡市の市立中2年の男子生徒(14)が、市に約275万円の損害賠償を求める訴訟を京都地裁に起こしたことが11日、分かった。

 訴状によると、男性教諭は7月4日、校内でのトラブルを巡って男子生徒を呼び出し叱責。謝罪せず帰宅したとして「ニュースで逃走犯出てるの知ってんのか、おまえ。一緒やで、やってること」と罵倒したり、男子生徒が座っていた椅子を投げたりしたとしている。男子生徒は不安抑うつ状態と診断され、登校できなくなった。

 八幡市教育委員会は「係争中のためコメントは差し控える」としている。


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