2019年12月11日 09:14 | 無料公開
ノーベル賞授賞式後の晩さん会からホテルに戻り、取材に応じる吉野彰・旭化成名誉フェローと妻久美子さん=11日未明、ストックホルム(共同)
【ストックホルム共同】リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞した旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)は10日夜(日本時間11日未明)、ストックホルムのコンサートホールで開かれた授賞式の後、取材に「(気分は)最高です」とにこやかに答えた。
吉野さんは終了後、会場近くにある市庁舎の「青の広間」に移動し、公式行事の晩さん会に出席した。スウェーデンの王族や他の受賞者、家族らが並ぶ長テーブルに妻久美子さん(71)と座り、周囲と歓談。夕食や音楽の生演奏を楽しんだ。招待客は約1300人に上った。
続いてダンスパーティーが始まり、吉野さん夫妻は見学にとどめた。