米国務長官、北朝鮮に自制要求 「金正恩氏は約束した」と強調

ポンペオ米国務長官(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】ポンペオ米国務長官は10日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射再開も示唆して対米批判を強めていることに関し、金正恩朝鮮労働党委員長がトランプ大統領との会談で「長距離弾道ミサイルの発射や核実験をしないと約束した」と強調し、約束を守るよう強く望んでいるとして自制を求めた。

 訪米したロシアのラブロフ外相との共同記者会見で述べた。ポンペオ氏は国連安全保障理事会の決議に従って各国が北朝鮮労働者を送還する期限が22日に迫っていることに触れて「やるべきことは残っている」と述べ、ロシアの取り組み強化に期待を示した。


  • LINEで送る