COP25、閣僚会合始まる 「行動を変える会議に」

 【マドリード共同】スペイン・マドリードで開かれている国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)は10日、各国の首脳や環境相らによる閣僚級会合が始まった。議長を務めるチリのシュミット環境相は「地球温暖化は既に干ばつや火災、洪水などとして社会と環境を危機に陥れている。今回はこれまでの行動を変える会議だ」と各国に対策強化を呼び掛けた。

 海面上昇や干ばつなどの被害に直面している発展途上国からは、今の取り組みでは温暖化に歯止めがかからないとの危機感の表明が相次いだ。小泉進次郎環境相は11日に演説する。


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