チェコで発砲事件6人死亡 病院待合室、実行犯自殺

 【ベルリン共同】チェコ東部オストラバの病院の待合室で10日朝(日本時間同午後)男(42)が拳銃を発砲し、6人が死亡した。男は車で逃走したが、その後に同市周辺で発見された。男は警察官が車に近づこうとした際、車内で頭を撃ち、自殺した。AP通信などが報じた。

 男は至近距離から人々に突然発砲した。動機は不明で、男の知人は地元メディアに「男は重病で、治療を拒んでいた」と語った。

 事件直後、現場には武装した多数の警察官が展開し、病院全体を封鎖。警察はヘリコプターを投入して男の行方を追っていた。バビシュ首相も現場に向かった。


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