2019年12月9日 19:07 | 無料公開
消費者庁は9日、電話で受け付けている消費生活相談の窓口を、無料通信アプリLINE(ライン)に設置する試みを徳島県で始めると発表した。悪質商法の被害や製品事故などの被害を受けた若者が「電話での相談は面倒」と感じる傾向があるため。期間は16日から約1カ月間で、その後は全国に拡大することも検討している。
消費者庁の調査によると、消費者トラブルに遭った際、「消費生活センターなどに相談する」と答えた人は、年齢が高くなるにつれ増える傾向。一方、若年層では「相談しづらい」「面倒だ」という理由から低くなっていた。