囲碁、仲邑菫初段が公式戦5連勝 通算14勝5敗

第7期会津中央病院・女流立葵杯の予選2回戦で羽根彩夏初段を破り、感想戦で対局を振り返る仲邑菫初段=9日午後、名古屋市の日本棋院中部総本部

 囲碁の最年少プロ、仲邑菫初段(10)は9日、名古屋市の日本棋院中部総本部で打たれた第7期会津中央病院・女流立葵杯の予選2回戦で羽根彩夏初段(17)を破り、公式戦5連勝とした。通算成績は14勝5敗。

 対局は持ち時間各2時間で打たれ、左辺に大きな地を作った仲邑初段が290手で黒番7目半勝ちした。仲邑初段は「途中まで分からなかったけど、ヨセのあたりから形勢がいいなと思った」とコメントした。

 仲邑初段は2、3日に中国で打たれた非公式戦の「超新星招待戦3番勝負」では敗れたが、公式戦では11月の十段戦予選から白星を続け、5連勝となった。


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