2019年12月6日 19:13 | 無料公開
東海道新幹線に試乗し、専用スペースで通路に大きくはみ出した、れいわ新選組の木村英子参院議員の車いす=1日
車いすの人が新幹線を利用しやすい環境づくりに向け、赤羽一嘉国土交通相は6日、JR各社も交えた検討会の設置を表明した。れいわ新選組の木村英子参院議員が国会で「バリアー(障壁)がある」と訴えたことがきっかけ。車いす専用スペースは狭い上に事前予約が必要で、一つの列車に通常1、2カ所しかない。現状をどう改善できるかが焦点となる。
専用スペースは乗車の1カ月〜2日前に申し込む必要があることが多く、当日は一般客も予約できる状況になってしまう。利用者の乗り降りを手助けする駅員の手配などの準備が理由だ。