2019年12月6日 11:28 | 無料公開
豚コレラのワクチン接種=10月(三重県提供)
群馬県の山本一太知事ら北関東3県の知事が6日、首相官邸を訪れ、国内で流行する豚コレラ対策で、豚へのワクチン接種を関東全域で行えるようにすることを安倍晋三首相に要望した。栃木の福田富一知事、茨城の大井川和彦知事が同行した。
ワクチン接種地域は現在、飼育する豚や野生イノシシでの感染が見つかった群馬などの12県が対象。栃木、茨城などでは感染が確認されておらず対象地域にはなっていない。取りまとめを担った山本知事は「関東は有数の養豚地帯。広域接種が可能となるようにし、ワクチンの早期確保をお願いしたい」と述べた。
安倍首相は「あらゆる対策を取りたい」と応じた。