環境省の売店、レジ袋廃止 プラごみ削減、6日から

購入した商品が入ったレジ袋=2018年

 小泉進次郎環境相は6日の記者会見で、環境省と厚生労働省が入る東京・霞が関の中央合同庁舎5号館にある全ての売店で、プラスチック製のレジ袋配布を同日からやめると発表した。プラごみ削減の一環として、マイバッグの利用を促す。

 政府は来年7月から全ての小売店にレジ袋有料化を義務付ける方針。環境行政の旗振り役としてこの動きを先取りし、有料化より厳しい配布停止に踏み切った。

 小泉氏は「政府が率先垂範する。他省庁にも働き掛けたい」と強調。防衛省の庁舎でも、来年1月から配布をやめると明らかにした。

 環境省によると年間86万枚の削減効果が見込まれるという。


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