ガザで子どもの絵画イベント 「日本と共に平和」願う

パレスチナ自治区ガザで5日、絵画イベントで平和への思いを込めて絵を描いた子ども(共同)

 【ガザ市共同】パレスチナ自治区ガザで5日、「日本と共に平和を」と題した絵画イベントが開かれた。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する小中学校に通う児童・生徒約110人が参加し、画用紙に水彩絵の具やクレヨンなどで思い思いの絵を描いた。イスラエル軍との間で交戦が頻発するガザの子どもが平和への願いを込めた。

 今春からガザの子どもと交流を続けてきた広島県東広島市の武田高校の生徒らが「ガザのために何かできることを」と開催を提案した。絵は広島県に送られ展示会が開かれる予定。同校の生徒らは「多くの日本人がガザについて知る契機になれば」と期待している。


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