ストップ石炭、日本に要求 COP25会場近くで抗議

 【マドリード共同】スペイン・マドリードで開催中の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)の会場近くで5日、世界の環境団体のメンバーが日本に石炭火力発電の廃止を求める抗議デモをした。約70人が「ストップ石炭」と日本語で書かれた横断幕を示すなどして「さようならコール(石炭)」と声を張り上げた。

 安倍晋三首相に見立てたメンバーに、参加者が日本語で「石炭やめろ」と口々に叫ぶ一幕も。石炭火力発電は地球温暖化の原因の二酸化炭素(CO2)の排出が特に多く、世界では「脱石炭」の流れが鮮明になりつつある。日本はエネルギー源として重視する姿勢を崩していない。


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