競歩、平日夕開催で市民に影響も 札幌中心部がコース

2020年東京五輪で競歩のコースとなる札幌駅前通=3日

 2020年東京五輪のマラソンと競歩は札幌移転が決まり、競技日程も大幅に変わった。中でも市中心部の札幌駅前通で行う競歩は2種目が夕方実施となり、市民生活や経済活動への影響をどう抑えるかも課題となる。

 競歩の実施はいずれも平日。8月7日の男子50キロは午前5時半の開始時間に変更はないが、6日の男子20キロと7日の女子20キロは午後4時半となった。競技は通勤の帰宅時間と重なる午後6時すぎまで続き、この時間帯は交通規制が敷かれる。7日は朝夕の2度、規制されることになる。

 早朝の開始予定を夕方に移すことは、ワールドアスレチックス(世界陸連)の提案という。


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