「今年の一皿」にタピオカ選ぶ SNSで社会現象化、ぐるなび

「今年の一皿」に選ばれた「タピオカ」を使ったドリンク=5日午後、東京都内のホテル

 食に関する調査・研究を行う「ぐるなび総研」(東京)は5日、2019年の世相を最も反映した「今年の一皿」に、「タピオカ」を選んだと発表した。

 タピオカはキャッサバイモから取ったでんぷんが原料。ミルクティーなどタピオカ入りドリンクを飲むことを意味する「タピる」は、流行語大賞のトップテンに入った。発祥とされる台湾からカフェの出店が相次ぎ、全国各地の専門店で行列ができるブームとなった。

 ぐるなび総研は「地域や年代を問わず日本中を席巻、社会現象化した。特に若年層の支持を受け、彼らのSNS(会員制交流サイト)上の発信力を支えに広がった」と説明した。


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