2019年12月3日 11:20 | 無料公開
萩生田光一文部科学相は3日の閣議後記者会見で、文科省による大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入見送りを受け、国立大の多くが民間試験の利用を取りやめたことについて「ずいぶん非積極的だなと思った」と述べた。
萩生田氏は「読む・聴く・書く・話す」の4技能を伸ばす観点から民間試験の導入を進めてきたとし「やると言っていた大学がいっぺんにやらなくなると、間違ったメッセージになる可能性がある」と懸念を示した。「取り組めなかったさまざまな理由があるのかなと思う」とも述べ、今後、各大学の考えを確認するとした。