台風の農林水産被害4242億円 さらに拡大も

 江藤拓農相は3日の閣議後の記者会見で、台風15号、19号などによる農林水産関係の被害総額が2日午後1時時点で4242億円に拡大したと発表した。被害額はさらに拡大するとの見方も示した。

 江藤氏は「被害は大変甚大だ」と強調し「政府の支援策の周知に努めていく」と述べた。

 被害総額のうち台風19号や21号、低気圧による被害額は3082億円。38都府県からの報告を集計した。イチゴやイネといった農作物やため池、林道、漁港施設などに被害が出ている。

 被害総額には8月以降の前線に伴う大雨や台風10号、13号、17号の影響も含めている。


  • LINEで送る