2019年11月29日 16:35 | 無料公開
2016年5月に出張先のホテルで急死した外資系クレーン車販売会社「リープヘル・ジャパン」(横浜市)の男性社員=当時(26)=について、神奈川労働者災害補償保険審査官が、運転時間を労働時間と認めず労災申請を退けた鶴見労働基準監督署の決定を取り消し、労災認定したことが29日、分かった。決定は26日付。
代理人の川人博弁護士が記者会見して明らかにした。男性は甲信越や中部など12県の営業を担当。社有車で長距離移動し、ホテルに泊まりながら取引先を回っていた。16年5月の出張中、三重県のホテルで亡くなった。