風疹接種48〜53歳男性も追加 2020年度、厚労省

 厚生労働省は28日、風疹の対策として実施している成人男性への定期接種について、2020年度は新たに48〜53歳の約570万人にも免疫の有無を調べる「抗体検査」とワクチン接種が原則無料で受けられる券を送付する方針を決めた。

 市町村から送付され、医療機関や企業の健康診断の際に無料で検査を受けられる。検査の結果、免疫がなかった場合は、医療機関などでワクチン接種を受けることができる。

 また、本年度既に受診券を受け取っている40〜47歳の男性の利用率が低迷しているため、20年度も使えるよう期限を延長し、利用を改めて勧めていく。


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