相撲協会、暴力再発防止策承認へ 12月23日理事会で

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で定例理事会を開き、暴力問題などの再発防止について12月23日に理事会を行うことを決め、同日に再発防止強化策が承認される見通しとなった。強化策はコンプライアンス委員会が策定を進めている。

 角界では最近でも元十両貴ノ富士が付け人への暴力などを理由に協会から自主引退を促され引退。呼び出しの最高位で立呼び出しの拓郎も後輩を注意した際に一度たたき、退職につながった。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「最大の課題が暴力問題。(暴力)ゼロに向かって意識し、実施している」と述べた。

 来年2月4〜7日を研修ウイークとする。


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