観客「五輪近いと実感」 新設の有明体操競技場で初大会

 東京五輪に向けて新設された有明体操競技場(東京都江東区)で28日、初の大会となるトランポリンの世界選手権が開幕した。観客は木材を多く取り入れた会場に「ぬくもりがあって日本らしい」「五輪が近いのを実感した」と話し、初めての雰囲気を味わった。

 競技場は10月に完成したばかり。外装、内装とも木材をふんだんに使い、木製屋根は世界最大級で梁には北海道、長野県産のカラマツを採用。ひさしは宮城、秋田、静岡の3県のスギ、観客席は三重県産のスギで作った。五輪で体操、新体操、トランポリン、パラリンピックでボッチャの会場となる。


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