都選管、収支報告書を公表 大型選挙なく最も低い額に

 東京都選挙管理委員会は20日、2018年分の政治資金収支報告書を公表した。記録が残る過去30年間では収支共に最も低い額となり、収入は118億2100万円、支出は118億1200万円だった。都選管は「大型選挙がなく、寄付が大幅に減っているのが原因」としている。

 都選管によると、収入の内訳では寄付が最多の約4割を占めたが、前年に比べ約25億円減少の44億5900万円だった。一方、政治資金パーティーは164団体が334回開催。収入は13億7500万円に上り、収支報告書への記載が義務付けられた1993年以降で団体数、回数、収入額が、いずれも最多だった。


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