2019年11月20日 06:29 | 無料公開
【ワシントン共同】米海軍は19日、原子力空母エーブラハム・リンカーンを旗艦とする空母打撃群が、イランとの間で緊張が続く中東のホルムズ海峡を通過しペルシャ湾に入ったと発表した。海軍は「米国と地域のパートナーによる通商や航行の自由、海洋安全保障への決意の表れだ」と強調、イランをけん制した。
昨年12月には原子力空母ジョン・ステニスを中心とする米空母打撃群が同海峡を通過。その際はイラン革命防衛隊の艦船が追尾するなどしたが、今回はイラン側の挑発的な行為は伝えられていない。