日本プロスポーツ大賞表彰が延期 主催者の組織運営に問題

 プロスポーツ界で活躍した選手や団体に贈られる「日本プロスポーツ大賞」の恒例の年末の表彰が延期されることが19日、分かった。主催する公益財団法人日本プロスポーツ協会が昨年11月以降、一度も評議員会が開かれないなど組織運営に問題があるためで、同協会は改善の上で来年3月までの開催を目指すとしている。

 日本プロスポーツ大賞は内閣総理大臣杯が冠されているが、政府から名称を使う許可が年内は得られないという。表彰は1968年から毎年開催されている。

 日本プロスポーツ協会は2017年12月に内閣府の公益認定等委員会の立ち入り検査でコンプライアンス上の問題を指摘された。


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