台湾総統選に3氏届け出 与党の蔡氏、優位保つ

 【台北共同】来年1月11日の台湾総統選で、独立志向の与党、民主進歩党(民進党)の蔡英文総統と、親中路線の最大野党、国民党の韓国瑜・高雄市長、野党、親民党の宋楚瑜主席が19日までに立候補を届け出た。3氏による選挙戦が事実上確定した。

 再選を目指す蔡氏が優位を保っている。19日付の台湾紙、蘋果日報が発表した世論調査の支持率は蔡氏が42・3%、韓氏が24・0%、宋氏が6・0%。民進党は政権の安定運営のためとして、総統選と同時実施の立法委員(国会議員)選での過半数維持を狙っている。


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