大阪空港保安検査でまた見落とし 日航客室乗務員がカッター所持

大阪空港=2016年10月

 大阪(伊丹)空港の保安検査場で今月9日、羽田行き日航104便の乗客が持っていたカッターナイフ2本を、エックス線検査で見落としていたことが19日、日航への取材で分かった。乗客は日航の客室乗務員で私的な移動中だった。搭乗口で自らカッターを持っていると申し出て、検査を受け直すことになった。日航によると、運航への影響はなかった。

 保安検査は、日航から業務委託を受けた警備会社「にしけい」が担当。カッター2本とはさみが入った手荷物を預け入れるのを失念し、検査場まで持ち込んだ。

 検査員はエックス線検査ではさみを見つけたが、荷物を開けて確認しないまま返却した。


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