将棋の藤井、最年少挑戦なるか 王将戦、広瀬と決戦

第69期王将戦挑戦者決定リーグの最終局で、広瀬章人竜王(左)と対局する藤井聡太七段=19日午前、東京都渋谷区の将棋会館(代表撮影)

 将棋の最年少タイトル挑戦を目指す藤井聡太七段(17)と広瀬章人竜王(32)が対戦する第69期王将戦挑戦者決定リーグの最終局は19日、東京都渋谷区の将棋会館で始まった。4勝1敗の同率首位同士の対局で、藤井七段が勝てば17歳5カ月の新記録を樹立する。

 これまでの最年少は1989年、屋敷伸之九段(47)が棋聖戦で達成した17歳10カ月。2016年10月のデビュー以来、最多29連勝など数々の金字塔を打ち立てた高校生プロが快挙達成に挑む。

 対局は持ち時間各4時間で、19日夜に終局予定。王将戦リーグはトップ棋士7人が総当たりし、優勝者が王将への挑戦権を獲得する。


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