大関高安が急きょ休場 腰痛発症、極めて異例

大関高安

 大相撲の西大関高安(29)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が九州場所8日目の17日、腰痛を発症して急きょ休場した。取組直前での休場は極めて異例。対戦相手の宝富士は不戦勝となった。

 高安は今場所を3度目のかど番で迎え、これで3勝5敗。再出場しなければ2場所連続の負け越しとなり、2017年名古屋場所から15場所在位した大関から陥落する。九州場所の境川担当部長(元小結両国)は「ぎっくり腰。歩けないのだから、しょうがない」と話した。日本相撲協会審判部は9日目の取組を再編成する「割り返し」を実施する予定。


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