桜見る会の出席者増は「反省」 首相、夕食会は自己負担で適正

「桜を見る会」を巡り、記者の質問に答える安倍首相=15日午後、首相官邸

 安倍晋三首相は15日、地元の後援会関係者が多数出席したとされる「桜を見る会」を巡り、出席者が近年、増加したことについて「人数が多くなったことは反省しないといけない」と官邸で記者団に述べた。前日に開かれた夕食会「前夜祭」に関しては適正に行われたとの認識を表明。夕食会の会費が1人5千円だったことについてはホテル側が設定し、全ての費用は参加者の自己負担だと説明した。野党側は首相の事務所を訪れ、公開質問状を届け追及を強めた。

 首相は夕食会に関し「大多数が宿泊者という事情を踏まえてホテル側が設定した価格だ。安倍事務所、後援会の支出は一切ない」と強調した。


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