柔道、世界王者の大野が欠場 GS大阪、原沢も

 全日本柔道連盟(全柔連)は15日、男子73キロ級で今夏3度目の世界選手権制覇を果たした大野将平(27)=旭化成=が東京五輪代表選考会の一つグランドスラム(GS)大阪大会(22〜24日・丸善インテックアリーナ大阪)を左手人さし指の負傷で欠場すると発表した。同100キロ超級の原沢久喜(27)=百五銀行=も左脚負傷で欠場する。

 大野はGS大阪を制すれば、金メダルを獲得した2016年リオデジャネイロ大会に続く五輪代表に決まることが確実とみられていた。関係者によると12月のマスターズ大会(中国)も回避。来年2月に欧州で行われるGS大会での復帰を目指しているという。


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