日韓財界、連携推進へ協議 2年ぶり定期会合

経団連と韓国の経済団体、全国経済人連合会が開いた定期会合=15日午前、東京・大手町の経団連会館

 経団連と韓国の経済団体、全国経済人連合会(全経連)は15日、経済分野での連携や協力推進に向けて協議する定期会合を東京都内で開いた。会合開催は2年ぶりで、中西宏明会長や全経連の許昌秀会長らが参加した。

 昨年10月に韓国最高裁が元徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じたことをきっかけに日韓の対立が深まっている中、経済界の対話継続を重視した。中西氏は会合で「日韓は経済分野で一つのサプライチェーン(供給・調達網)の中にしっかり組み込まれている。欠くことができないパートナーだ」と強調した。


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