2019年11月15日 08:26 | 無料公開
14日、ブラジリアで記者団に手を振るBRICS首脳ら(共同)
【ブラジリア共同】ブラジリアで開催されていたブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカによる新興5カ国(BRICS)首脳会議は14日、多国間主義の強化や、開かれた自由な国際貿易の重要性を強調したブラジリア宣言を採択し、2日間の日程を終えて閉幕した。米国を念頭に保護主義への懸念を示した。
宣言は、トランプ米政権が国連に離脱を通告した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の履行への決意も示した。
ことしの議長国ブラジルで1月、親米派の右翼ボルソナロ政権が誕生して初めての首脳会議。