私道封鎖禁じる仮処分、長崎地裁 住民と業者対立

長崎市青山町の団地内を通る私道に、設置されているバリケード=14日夜

 長崎市青山町の団地内を通る私道を所有する不動産管理業者が一部封鎖し、通行料を請求している問題で、長崎地裁は14日、一部住民が通行妨害の禁止などを求めた仮処分を認める決定を出した。住民側の代理人弁護士が明らかにした。

 市によると、私道はJR長崎駅から北西約4キロの住宅街にあり、総延長は約700メートル。一部がバリケードなどで封鎖された。

 住民側の山本真邦弁護士は記者会見し「大変安堵している」と話した。業者は取材に「コメントできない」としている。


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