2019年11月14日 17:50 | 無料公開
2016年に新潟市西区の県立高1年の男子生徒=当時(15)=が自殺したのは、学校側が安全配慮義務を怠ったことが原因だとして、両親が14日、新潟県に5957万円の損害賠償を求め新潟地裁に提訴した。
訴状などによると、男子生徒からいじめ被害の申告があったのに、学校側は事実確認や保護者への情報提供を十分に行わなかったとしている。
市内で記者会見した父親の佐々木正さん(47)は、当時の学校側の対応について「(息子の)命を軽視しているように感じられた」とし、「息子はもう帰ってこない」と無念さを口にした。