中国、固定資産投資が過去最低 1〜10月、対米摩擦の影響

 【北京共同】中国国家統計局が14日発表した1〜10月の固定資産投資は前年同期比5・2%増だった。記録を確認できる1998年以降の最低水準を更新した。長引く米中貿易摩擦の影響で、経済の押し下げ圧力に歯止めがかからなかった。

 伸び率は過去最低だった2018年1〜8月の5・3%を0・1ポイント下回った。

 米中は貿易協議の部分合意の署名に向けた作業を進めているが、制裁関税の取り扱いを巡って意見が折り合わず、遅れる懸念も出ている。


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