2019年11月13日 22:20 | 無料公開
LINEのロゴ
ソフトバンクが子会社のヤフーを通じ、無料通信アプリを手掛けるLINE(ライン)と包括提携する検討に入ったことが13日、分かった。買収も視野に交渉している。買収する場合、LINE親会社の韓国IT大手ネイバーから株式を取得して子会社化する見通し。月内の合意を目指す。
提携によりソフトバンクグループは、LINEの顧客基盤や技術を活用してサービスを強化する狙いがある。東京証券取引所第1部に上場するLINEの時価総額は約1兆1千億円で、実現すればIT業界の勢力図が変わりそうだ。
LINEは国内で8千万人超の利用者を抱え、アプリには多くの企業が広告を出している。