2019年11月13日 10:26 | 無料公開
札幌市の大通公園
札幌市での開催が決まった2020年東京五輪のマラソンについて、大会組織委員会が周回コースとする案を軸に検討を進めていることが13日、関係者への取材で分かった。大通公園を出発し、市中心部を2周する案が有力で、コスト削減と警備の効率化を進める狙いがある。
国際陸上競技連盟も周回コースを推しており、今後札幌市や北海道などとの調整に入る見通しだ。組織委は12月3日に始まる国際オリンピック委員会(IOC)理事会までに発着点を含むコースや日程を固めることを目指している。
近年の五輪や世界選手権のマラソンは、観戦のしやすさも理由に、周回コースで行われるのが主流。