大相撲、横綱鶴竜が初日から休場 九州場所、腰痛か

横綱鶴竜

 大相撲の東横綱鶴竜(34)=モンゴル出身、陸奥部屋=が九州場所初日の10日、休場した。部屋関係者によると腰痛だという。最高位の力士が初日からいきなり姿を消す異例の事態で、一年納めの場所は白鵬の一人横綱となった。鶴竜の休場は2場所連続14度目。

 鶴竜の師匠、井筒親方(元関脇逆鉾)が9月に急逝。今場所は鶴竜にとって井筒部屋から陸奥部屋に移籍して臨む最初の場所だった。

 初日の対戦相手、新小結朝乃山は不戦勝。2日目は平幕隠岐の海との対戦が組まれており、相撲協会審判部は取組を再編する「割り返し」を行う。

 今場所の十両以上の休場者は平幕逸ノ城に次いで2人目となった。


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