NY株、反落 米中協議への期待後退

 【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米中貿易協議の進展への期待感が後退したことを受けて反落し、午前10時現在は前日比69・15ドル安の2万7605・65ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は3・48ポイント高の8438・00。

 中国政府が、米中両国が発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で米国と合意したと表明したことを巡り、トランプ米大統領が「合意はない」と語ったと伝わった。貿易協議の先行き懸念が強まり、ダウ平均は売りが優勢となった。


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