模擬弾落下、県に連絡遅れ謝罪 河野防衛相、知事と面会

 河野太郎防衛相は8日、防衛省で青森県の三村申吾知事と面会し、米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機による訓練場外への模擬弾落下を巡り、県への連絡が遅れたことを謝罪した。「非常に重いもので、何かあれば本当に大きな事故になっていた」とも述べた。三村氏は連絡遅れについて遺憾の意を表明。落下した原因を究明し、再発防止策を講じるよう要請した。

 防衛省によると、模擬弾落下が発生したのは6日午後。三村氏は同省の連絡が落下の翌日だったことに関し「県民に大きな不安を与え、米軍の安全管理体制に対する不信感を増幅させる」と批判した。


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