ラグビー強化へ検討会議、文科相 競技人口拡大も

 萩生田光一文部科学相は5日の閣議後の記者会見で、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の閉幕を受け、国際競技力強化やラグビー競技人口の拡大に向けた方策を検討する会議を設置すると明らかにした。日本ラグビー協会の要望を踏まえ、スポーツ庁、日本スポーツ振興センター(JSC)、W杯日本大会組織委員会などで構成する。

 萩生田氏は「国民がラグビーの面白さを理解し始めている。大会のレガシー(遺産)を消さないよう、将来必要なものについて広く議論する」と説明。秩父宮ラグビー場の建て替えやトップリーグのプロ化も議題になるとの見通しを示した。


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