環境相と防衛相が長野を視察 災害ごみ処理で連携強化へ

災害廃棄物の集積場を視察し、取材に応じる(右から)河野防衛相と小泉環境相=3日午後、長野市

 小泉進次郎環境相と河野太郎防衛相は3日、台風19号で被災した長野市を訪れ、陸上自衛隊が撤去作業に携わっている災害廃棄物の集積場を視察した。小泉氏は、災害廃棄物処理に関し「環境省と防衛省の連携を新たなステージに向けて行きたい」と述べ、両省で平時から協力していく考えを示した。河野氏も「環境省や自衛隊の役割、自治体に任せる部分などをマニュアル化できるのではないか」と語った。

 陸自は熊本地震や西日本豪雨でも倒壊家屋といった災害廃棄物の撤去作業に従事。台風19号では、週末に環境省や陸自、自治体、ボランティアらが協力して災害廃棄物を除去する取り組みも始まっている。


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