JR山手線、16日始発から運休 新駅建設、56万人に影響予想

山手線の運転計画

 JR山手線の3分の1に当たる区間が16日、始発から長時間にわたり運休する。来春、品川―田町間に高輪ゲートウェイ駅が新規開業することに伴い、線路切り替え工事を実施するため。JR東日本は影響を56万人と見込む。運休区間には上野、東京、品川の各駅が含まれ、新幹線との乗り換えなどほかの路線の利用客も注意が必要だ。

 JR東によると、1987年の会社発足以降、山手線で運休が出る工事は初めて。16日は大崎―東京―上野間が始発から午後4時ごろまで運休し、反対側の大崎―新宿―上野間は通常の7割程度の本数とする。午後6時ごろ、全線で通常に戻る予定だ。


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