東証続落、終値178円安 中国経済の低迷など懸念で

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 14日の東京株式市場は、中国経済指標の鈍化や香港情勢の混迷を警戒し、売り注文が優勢になって日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比178円32銭安の2万3141円55銭で、約2週間ぶりの安値を付けた。平均株価の続落は約1カ月半ぶり。

 東証株価指数(TOPIX)は15・93ポイント安の1684・40で、節目の1700を割り込んだ。出来高は約14億株。

 中国国家統計局が14日午前に公表した固定資産投資などの主要経済指標が低調で、売りを誘った。抗議活動で負傷者が相次ぐ香港では14日の主要な株価指数が軟調に推移し、懸念が深まった。


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