カナダの下院総選挙、与党が優勢 トルドー首相続投と報道

21日、家族と一緒に投票所に向かうカナダのトルドー首相=モントリオール(Paul・Chiasson/カナダ通信提供、AP=共同)

 【オタワ共同】カナダで21日に実施された下院(338議席)総選挙は東部から投票が締め切られ、即日開票が始まった。カナダ放送協会(CBC)は、中道左派の与党自由党が優勢で第1党となり、党首のトルドー首相が続投する見込みだと伝えた。

 自由党は大幅に議席を減らし、過半数には届かない見通しだとしている。他党との協力を模索する見通し。

 CBCによると、カナダ東部時間の午後11時半現在、自由党が勝利を決めた議席は33、最大野党で中道右派の保守党は39。勝者は決まっていないがリードしている議席を含めれば、自由党は144、保守党は107。


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