近畿、東日本で22日大雨の恐れ 21号は「非常に強い台風」に

台風21号の5日先予想進路(21日21時現在)

 台風20号は21日午後6時の観測で温帯低気圧に変わった。22日にかけ前線を伴って近畿から東日本の太平洋側を進み、23日には新たな低気圧が発生して三陸沖へ向かいそうだ。低気圧の接近で大気の状態が安定せず、局地的に猛烈な雨が降る見通し。特に台風19号の被災地では少しの雨でも洪水のリスクが高まる恐れがあり、気象庁は21日、大雨による土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に警戒を呼び掛けた。

 またマリアナ諸島の台風21号は21日午後9時の観測で「非常に強い台風」に変わった。23〜24日にかけて小笠原諸島に接近し、その後は日本の東の海上に進む見通し。


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