アフガン和平に向けタリバン説得 国連支援団代表、対話促す

アフガニスタン・カブールでインタビューに応じる国連アフガニスタン支援団の山本忠通代表(共同)

 国連アフガニスタン支援団(UNAMA)の山本忠通代表が21日までにアフガンの首都カブールで共同通信のインタビューに応じ、反政府武装勢力タリバンと定期的に話し合いの場を持ち、戦闘行為をやめるよう説得を続けていることを明らかにした。和平プロセスの現状について「非常に大事な局面だ」とし、全ての当事者に対話を促した。

 UNAMAはアフガンで人道援助などを展開している。山本代表は、駐留米軍撤退などを巡り昨年10月から米国とタリバンが協議を重ねたことを踏まえ「(和平プロセスが)本格的に動くことが初めて可能な状況になった」と指摘した。


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